盗塁・走塁まとめ。ルール、野球の盲点、頭脳プレー、走塁技術

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【盗塁・走塁まとめ】野球実戦知識・頭脳プレー、野球走塁技術を解説 。実際のプロの試合から学ぶ頭脳プレー(糸井嘉男)、振り逃げで簡単に出塁できる方法(裏技野球知識・トリビア)、ダートサークルがある理由など意外と知らない走塁知識をまとめて紹介。

盗塁・走塁知識

今回のテーマは「盗塁・走塁」。

その中でも意外と知らない
「盗塁・走塁」知識を紹介していきます。

まずは、
オリックス時代の糸井嘉男選手の実際の試合から。

 
【糸井嘉男データ】
50m走:5秒76
遠投:120m超

2016年7/28
オリックス時代の糸井のあし(走力)が決勝点を生んだ試合が印象的だった。

ゲームは1対1の同点で9回ウラ、

①先頭打者の3番打者・糸井はライト前のヒットで出塁。

②続く4番、T-岡田の初球に二盗を成功。

サインで走ったのか聞かれた福良監督は
「(糸井) 嘉男の場合は任せてます」との事。

無死1・2塁の場面で、犠打の構えにつられて飛び出し

捕手は二塁にボールを送球

二塁に転送される間に三塁へ。(記録は盗塁)

その後5番小田の犠牲フライでサヨナラのホームイン。

この試合のポイント

この試合のポイントは、
③以降の赤字部分。

野球をしている走力に自信がある選手は
トリックプレーのような感じで
「わざと」捕手に二塁へ送球させるのも一つの手(作戦)。

まず第一条件は「走力」に自信がある事だが、
捕手の肩力、二塁手またはショートの捕球後の動き+肩力も考慮して三盗を仕掛けるという事忘れてはいけない。

ポイントは「どの」タイミングで仕掛けるか。

勿論、捕手が二塁へボールを離した瞬間に走るのが三塁へ行くまで最も早く着くと思われるが、
「投手がカバー(投手に中継)」する可能性もゼロでは無いことも頭に入れておかなければならない。

捕手が二塁へ送球の目安はプロ・トップクラスで約1.8秒~2.0秒程

カバーに入ったセカンドまたはショートが捕球後に三塁へ送球までの間に三塁へ行けるかが重要。

 
【注意点】
二塁のリードを取りすぎて、飛び出しすぎは危ない。

飛び出しすぎは、相手から作がバレたか、
最善の方法として投手へ中継(転送)する可能性が大きくなる。

さらに深く解説

以上のポイントを具体的な数字で説明しますと、

① 捕手が二塁へ送球(プロ・トップクラスの目安は約1.8秒~2.0秒程)

② カバーに入ったセカンドまたはショートが捕球後に三塁へ送球

①~②までの間に三塁へ行けるかが重要。

盗塁タイムがプロトップクラスの元阪神・赤星選手が二塁ランナーとする場合(盗塁タイムは3.20秒)

捕手から二塁までが仮に2.0秒とすると、
この時点で2.0秒かかっています。

(3.20 – 2.00 = 1.20)

そこから1.20秒の間に捕球し、更に三塁まで送球しなければならない。

二塁捕球後1.20秒以内に三塁に行ければ三盗成功となります。

※ランナーが飛び出している時点でリードが更に大きくなる場合もあるので3.20と言う数字はもっと縮まる可能性もあります。

※あくまでも両者(二塁ランナーと守備側)がプロトップクラスの場合なので、トップクラスの走力で相手の守備が草野球レベルであれば、さらに成功しやすい事は言うまでもありません。

以上の事から走力に自信がある選手は、この走塁技術も知っておいて損は無いかと思います。

盗塁王・赤星憲広

元阪神のスピードスター、赤星憲広外野手の
盗塁タイムは3.20秒。
この数字は歴代トップクラス。

「投手のクイック(球速含む) 」 +
「捕手の肩」
=盗塁を仕掛ける目安となります。

関連記事 
▼古田敦也捕手はシーズン盗塁阻止率.644で、いまだに破られていない記録。
ヤクルトスワローズまとめ。平成最強捕手・古田敦也雑学

※強肩で知られる捕手、甲斐キャノンの異名を持つソフトバンク・甲斐拓也の二塁送球タイムは最速1.71秒。

ダートサークルがある理由

野球場ダートサークル

野球場にはバッターボックスの周りに「ダートサークル」と呼ばれる円がありますが、

これは
振り逃げの権利がある打者が、サークルの外に出ると自動的にアウトになる

と言うものです。

しかし、この理由を野球をしている人でも知らない人が多いのでは無いでしょうか。

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何故知らない人がいるのか、その理由は、
まずこの権利を使用したケースに遭遇しないから (と思います。)

振り逃げの権利がある事で
相手の送球ミスやエラーで出塁できる可能性がゼロではない状況でサークルから出るような選手はまずいないはず。(大量リードや特殊な状況を除く)

なので「振り逃げの権利放棄に関して言えば」

ダートサークルは「あって無いようなもの」とも言えるのではないでしょうか。

(スライディングなどで危険防止の為の土という点では必要かとは思いますが。)

 
ここで一つ「振り逃げ」と言うワードが出てきたので、
技術的な事、実戦でも使える知識(技)をお伝えしておきます。

振り逃げ知識

(実戦で試すか試さないかはアナタ次第です)

まず条件は
①「振り逃げが出来る」状況

② キャッチャーが絶対に取れないような暴投ボール(またはそのようなボール)を投手が投げた。

③「わざと」振り逃げをしてもセーフになれる球場である。(バックネットが近かったりする球場は辞めましょう)

④ 以上の①~③をクリアし、捕手の肩なども含めて改めて振り逃げで出塁できると確信すれば「わざと」振り逃げをする。

すると簡単に出塁となります。
このようなケースになる事は少ないかとは思いますが、知っておいて損ではありません。

※フルカウント(3ボール2ストライク)では無理に振り逃げをしなくてもフォアボールで出塁できると判断した場合は、そちらで出塁しましょう。

2ラン犠牲フライ

2018年7月31日
2点犠牲フライというプロ野球珍事が発生。(中日vs阪神)。
前回は5年前の2013年9月14日、西武-ロッテ戦。

2点犠牲フライ(2ラン犠牲フライ)とは
犠牲フライで2点が入る珍しい記録。

 
2018年7月31日 中日 対 阪神
ナゴヤドーム

両チーム点差なしの1対1の3回1死満塁。
打者:大島
中堅手:俊介が転びながらキャッチ。その後の送球(中継)の間に隙がうまれる。
三塁走者:ガルシアが本塁に生還
二塁走者:二塁ランナー京田もホームイン。(超)好走塁を魅せた。

 
【ポイント】
ここでのポイントは「京田の走力」と阪神の中継ミス。
そもそもは阪神の守備が捕球から中継までの中継プレーの間のミス(隙)が発端。
二塁ランナーが俊足の京田だからこの珍事が起こったと言う見方もできます。

この夏、高校野球が盛り上がっているが、
高校球児はもちろん、野球をしている人は是非とも参考にしてほしいプレーと言えます。

ランナーは次の塁を狙える隙があれば、次の塁を狙う走塁技術。

外野守備は進塁を防ぐために、常に全力プレイを心がけ、気を抜かない。隙をつかれて進塁される場面は特に重要。

 
(こんなケースも)
2017年4月6日、広島対中日戦の9回1死満塁で
打者新井が犠牲フライを放ち2点が入ったが、
これは新井の犠飛による1打点と
一塁走者の挟殺プレーの間に生還となったため、
2打点犠牲フライとはならなかった。

 
【2013年には当時としては18年ぶりの二点犠牲フライ】

 
2013年9月14日 埼玉西武 対 ロッテ
西武ドーム

5対3でロッテ2点リードの7回1死満塁。
打者:鈴木大地
中堅手:秋山が好守。
三塁走者:G.G.佐藤が本塁に生還
二塁走者:二塁ランナー角中までもがホームイン。好走塁を魅せた。

2018年7/31と同じ状況で
1死満塁でセンターへの犠牲フライ。
二点犠牲フライは2013年当時では18年ぶりと大変珍しい出来事となった。

 
【最大のポイント】
ここでの最大のポイントは、
二塁ランナーの角中選手ではなく、
秋山外野手のファインプレー(好守)。
秋山外野手じゃなかったら3打点タイムリースリーベースヒットかもしれないと言う打球でした。
ある意味、秋山外野手の好守が生んだ二点犠牲フライ

と言っても言い過ぎではないと思える場面でした。

 
つまり、(これ以上点差を広げたくない西武の前進守備で)

3打点タイムリースリーベースが
2打点犠牲フライとなり、

アウトカウントが1つ増えた、ビックプレーだったと思います。

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