プロ野球開幕戦2022・2023年開催地(ホーム側球場)

プロ野球データ・知識
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2022年・2023年のプロ野球開幕戦の開催予定地(ホーム側球場)とは。開幕戦ホーム側球団になる条件もまとめて解説。開幕権は(新型コロナの影響で)セ・リーグが3年前のAクラス、パが4年前のAクラスと条件が変更。2020年の開幕権が21年へスライドした

プロ野球2022開幕戦開催地

2022年セ・リーグ開幕戦ホーム球団と開催予定地
  • 巨人 東京ドーム(仮)
  • DeNA 横浜スタジアム(仮)
  • 阪神 京セラドーム大阪(仮)
2022年パ・リーグ開幕戦ホーム球団と開催予定地
  • 西武 メットライフドーム(仮)
  • ソフトバンク 福岡ドームPayPayドーム(仮)
  • 日本ハム 札幌ドーム(仮)

NPBの開幕戦開催予定地は
セ・リーグが3年前のAクラス
パ・リーグが4年前のAクラス

だった球団のホーム球場で行われます。

※ただし甲子園球場(阪神タイガース)は例外となる場合がある。
阪神のホームグラウンドである甲子園は春の選抜高校野球で球児たちが使用するためプロ野球開幕戦を甲子園で行えない事がある。
過去には京セラドームでセ・リーグ開幕戦(阪神ホーム)が実施されている(2019年)

 
【セ・リーグ2019年の順位】
セの開幕権の条件は3年前のAクラス(1位~3位)。
2022年の3年前、2019年の順位は

1位:巨
2位:De
3位:神

4位:広
5位:中
6位:ヤ

のため、22年は「巨、De、神」の上位3チームの本拠地球場が開幕戦開催地の対象となります

 
【パ・リーグ2018年の順位】
一方のパは4年前のAクラス。
2022年の4年前、2018年の順位は

1位:西
2位:ソ
3位:日

4位:オ
5位:ロ
6位:楽

のため、上位3チームは「西、ソ、日」となります

プロ野球2023開幕戦開催地

セが3年前のAクラス
パが4年前のAクラス
という条件が予定通り進めば、2023年の開幕戦開催予定地も決まっているという事になります。

2023年セ・リーグ開幕戦ホーム球団と開催予定地
  • 巨人 東京ドーム(仮)
  • 阪神 京セラドーム(仮)
  • 中日 バンテリンドーム ナゴヤ(仮)
2023年パ・リーグ開幕戦ホーム球団と開催予定地
  • 西武 メットライフドーム(仮)
  • ソフトバンク PayPayドーム(仮)
  • 楽天 楽天生命パーク宮城(仮)

 
【セ・リーグ 2019、2020年のAクラス球団】

順位20192020
1
2De
3

【パ・リーグ 18~20年のAクラス球団】

順位201820192020
1西西
2
3西

パ・リーグ2024開幕戦開催地

以上の条件が変更なく進んだ場合、
パ・リーグは2024年開幕戦のホーム側となる球団も決まっている事となります

2024年の4年前、20年の順位は
1位:
2位:
3位:西
4位:楽
5位:日
6位:オ

のため「2024年パ」は以下の通りとなります。

2024年パ・リーグ開幕戦ホーム側球団
  • 1位:ソフトバンク PayPayドーム(仮)
  • 2位:ロッテ ZOZOマリンスタジアム(仮)
  • 3位:西武 メットライフドーム(仮)

※2021年の順位が確定すれば「2024年のセ」、「2025年のパ」の開幕権(開幕戦ホーム側チーム)が確定するという事になります

パ・リーグでは近年、ソフトバンクが開幕戦の常連となっています

【ソフトバンク7年連続Aクラス】
14年:1位(日本一)
15年:1位(日本一)
16年:2位(CSファイナルS敗退)
17年:1位(日本一)
18年:2位(日本一)
19年:2位(日本一)
20年:1位(日本一)
※過去7年間で6度の日本一

※2013年は4位(Bクラス)だったが、14年以降は無双状態ともいえる強さ

プロ野球開幕戦本拠地開催の条件

プロ野球開幕戦の開催地を決める条件として
セ・リーグとパ・リーグで「年数に違い」があります。

その条件とは
セが「3年前」のペナントレースでAクラス(1位~3位)だった球団の本拠地球場で開幕戦を行う

パが「4年前」のペナントレースでAクラスだった球団の本拠地球場で開幕戦を行う

というものです

 

が、新型コロナ感染拡大により20年のプロ野球開幕戦は例年とは異なる条件でスタートした事で
2020年に開催できなかった開幕権の条件を2021年にスライドするという予定になったのです

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プロ野球2021開幕戦

2021年のプロ野球開幕戦の開催地は「2020年の条件をスライドしたもの」となります。

つまり、新型コロナ前は
セが「2」年前のAクラス
パが「3」年前のAクラス
というのが開幕戦開催地(ホーム開幕権)の条件でした。

※2020年のプロ野球は3月20日に開幕戦が開催されるはずが、
『新型コロナウイルス感染症(COVID-19)』の影響により内容(日程、球場、対戦相手等)が変更された

セ・リーグ2021年開幕戦開催地
  • 広:マツダスタジアム
  • ヤ:神宮球場
  • 巨:東京ドーム
パ・リーグ21年開幕戦開催地
  • ソ:PayPayドーム
  • 西:メットライフ
  • 楽:楽天生命パーク

プロ野球2020開幕戦

2020年5月25日
斉藤惇コミッショナーがオンライン臨時12球団代表者会議にて
2020年のプロ野球開幕戦をセ・パともに6月19日(金)に開催をする事が決定した事を発表

 
【プロ野球2020年6月19日開幕対戦カード】

セ・リーグ2020年6月19日開幕対戦カード
  • DeNA – 広島
    横浜スタジアム
  • ヤクルト – 中日
    神宮球場
  • 巨人 – 阪神
    東京ドーム
パ・リーグ20年6月19日開幕対戦カード
  • ソフトバンク – ロッテ
    PayPayドーム
  • 西武 – 日本ハム
    メットライフ
  • オリックス – 楽天
    京セラドーム大阪

20年6月19日のプロ野球開幕戦は
セ・リーグでは本来の(3月開催予定)開幕戦本拠地予定であったマツダスタジアムが『横浜スタジアム』へ変更

パ・リーグでは楽天生命パーク宮城で開催予定だったが『京セラドーム大阪』に変更となっている。

また、セ・リーグの対戦チーム(対戦カード)がすべて変更された

※パ・リーグの対戦カードはかわらず。本拠地が京セラドーム大阪に変更されたのみ

 
【20年「開幕延期前」(3月)の開幕戦対戦カード】

セ20年延期前に予定されていた開幕対戦カード
  • 広島(1位) × 中日(5位)
    マツダスタジアム
  • ヤクルト(2) × 阪神(6)
    神宮球場
  • 巨人(3) × DeNA(4)
    東京ドーム

※( )内の数字は18年の順位

パ20年延期前に予定されていた開幕対戦カード
  • ソフトバンク(1) × ロッテ(6)
    PayPayドーム
  • 西武(2) × 日本ハム(5)
    メットライフ
  • 楽天(3) × オリックス(4)
    楽天生命パーク

※( )内の数字は17年の順位

セ・パで年数に違いがある理由

楽天生命パーク宮城

ここからは『なぜセ・パで年数に違いがあるのか』についての情報です。

そもそも2011年までは、セ・パ両リーグともに「2年前のAクラス」という条件でした
が、11年の東日本大震災がきっかけでセ・パの開幕戦の年数に1年の差が生まれました。

11年3月11日、東日本大震災が発生。
この影響でシーズン開幕が3月25日から4月12日に延期。

楽天の本拠地である仙台市も大きな被害をうけ、Kスタ宮城(宮城野原公園宮城球場)も損壊。
4月の6試合の主催試合を関西で開催する事態となりました。

楽天は球団創設の05年から初のAクラス入りとなったは09年(リーグ2位)。
11年シーズンの開幕戦は初本拠地開催となる予定でした。

すると震災の翌年、2012年に開幕権の条件が変更。
セ・リーグはこれまで通りの「2年前」(のAクラス球団の本拠地開催)、
パ・リーグは「3年前」に条件が変更
となったのです

まとめ

  • 2011年まではセ・パ共に2年前のAクラスだった
  • 2011年の震災でパに1年の差が発生
  • 震災の翌年、2012年からパが3年前のAクラスとなる
  • 新型コロナ前はセが2年前のAクラス、パが3年前のAクラス
  • 新型コロナの影響で2020年の開幕権が2021年にスライド
  • 開幕権の条件が(新型コロナの影響で)セは3年前のAクラス、パは4年前のAクラスとなる

※以上の内容は新型ウイルス拡大や震災等により例外となる場合も考えられます



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