【野球裏ワザ】振り逃げで(ほぼ)100%出塁できる条件

野球実践知識
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野球裏技!?頭脳プレー!? 振り逃げで(ほぼ)100%出塁できる条件を紹介。ただし、わざと振り逃げをしても「セーフになれる球場である」という点は重要となります。※バックネットが近かったりする球場は注意(自己判断)。試すか試さないかはアナタ次第です

振り逃げで(ほぼ)必ず出塁する方法

(ジッセンで試すか試さないかはアナタ次第ですが)
振り逃げで「必ず」出塁できる可能性がある方法を紹介。

条件は3つ。

1.「振り逃げが出来る」状況

2.キャッチャーが絶対に取れないような暴投(大暴投またはそのようなボール)を投手が投げた

3.「わざと」振り逃げをしてもセーフになれる球場である
※草野球や少年野球で使用するような「捕手とバックネットの距離が近かったりする球場」は自己判断でお願いします。(そのような球場では100%成功できるとはいいきれません)

※一塁到達タイムがはやければはやいほど成功率は高まります

 
以上の1~3の条件をクリアし、捕手の送球力(肩)、自身の一塁到達タイムなども含めて振り逃げで出塁できると確信すれば「わざと」振り逃げをする

すると簡単に出塁となる。

※コントロールがよい投手が暴投をする可能性は低いと思われますが、プロでも大暴投は発生していますので知っておいて損ではないでしょう。

【大暴投・巨人澤村】

2016年9月4日
巨人 – 中日戦(東京ドーム)
投手:澤村拓一
打者:高橋周平

※ただし、フルカウント(3ボール2ストライク)では無理に振り逃げをしなくてもフォアボールで出塁できると判断した場合は、そちらで出塁をするでもよいでしょう

※ジッセンで試すか試さないかはアナタ次第です

振り逃げが出来る状況

振り逃げが出来る状況は以下の通りです

1.ストライクスリー(第3ストライクの宣告)
2.捕手が正規捕球できなかった
3.
二死、
一死ランナー無し、一死二塁、一死三塁、一死二三塁、
無死ランナー無し、無死二塁、無死三塁、無死二三塁
のいずれかの場面である事

※2アウトの場面ではランナーは関係ありませんが、1アウトまたはノーアウトの場面で一塁にランナーがいると振り逃げが出来ません

1イニング4奪三振も可能

ストライク3の後に捕手が正規捕球できなかった場合、振り逃げが出来る状況となる。
この打者をアウトにするには打者が一塁に到達する前に打者にタッチ(タッチアウト)または一塁へ送球(送球アウト)をしなければいけない。

※振り逃げ成功で打者記録は三振となる
※振り逃げ成功で投手は奪三振が記録されると共に、ワイルドピッチ(暴投)またはパスボール(捕逸)が記録されるが、捕手の一塁送球で打者アウトとなる状況での捕手の送球ミスの場合は捕手エラー(失策)、一塁手の捕球ミスの場合は一塁手エラー(失策)が記録される

 
以上の事からも振り逃げ成功となれば打者アウトにはならない。(アウトカウントが増えない)
つまり、1イニング4奪三振、1イニング5奪三振という記録は可能という事になる

ストライクゾーンは打者ごとに異なる

ストライクゾーンは打者によって違いがあります。
さらにいえば、「ストライクゾーンは主審(球審)によって違いがある」といわれています。

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プロの世界では球審の「クセ」と呼ばれるストライクゾーンを共有しているとも言われています

具体的な例を挙げると

・外(アウトコース)のストライクゾーンが広め
・2球同じコースに投げたが1球目はストライク、2球目はボールと、2球目が厳しく(狭く)なった

・2ストライクの後、ストライクゾーンが甘く(広く)なる=見逃し三振が増える

などのケースが実際にあったといわれています。

※ストライクゾーンが広くなる=投手有利、打者不利な状況になる事が考えられるので「投高打低」という現象が起きる可能性がある
【例】打者がボールと思った球がストライクになる(=見逃し三振が増える等)

※ストライクゾーンが狭くなる=投手不利、打者有利な状況になる事が考えられるので「投低打高」という現象が起きる可能性がある
【例】投手がストライクと思った球がボールになる(=四球が増える等)

野球のストライクゾーン

野球のストライクゾーン

では、そもそもストライクゾーンはどういうものかを確認しておきましょう。

『公認野球規則』には
・打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限

・ひざ頭の下部のラインを下限
とする本塁上の空間

というルールが決められています。

公認野球規則2・73『ストライクゾーン』
バッターの肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、膝頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をいう。このストライクゾーンはバッターが打つための姿勢で決定されるべきである。
「注」投球を待つバッターが、いつもと異なった打撃姿勢をとってストライクゾーンを小さく見せるためにかがんだりしても、球審は、これを無視してそのバッターが投球を打つための姿勢に従って、ストライクゾーンを決定する。


出典:野球規則

※公認野球規則の内容はアメリカのプロ野球ルール『Official Baseball Rules』を翻訳したものが基本となっている

フレーミング

野球のフレーミングとは

野球で使われる『フレーミング(framing)』にはボール球がストライクになる可能性があるともいわれています。

実際にボール球をストライクと球審(主審)にコールさせられるかは定かではないが、捕手のテクニックとして注目されています




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